#しごとの思い出
「しごと」の文字を見て、一番に浮かんだ思い出は、子どもの頃の「しごと」の思い出。
小学校の頃の、家庭内での私のしごとは玄関の掃き掃除と靴並べ。
4人家族。靴の数はまぁまぁ、玄関の汚れ具合はそこそこ。日によっては泥んこまみれ。
「働かざる者食うべからず」の我が家では、そのしごとを毎日しなければお小遣いはもらえない。
その頃いくらもらっていたのか、今はもう思い出せないけれど、その5分たらずのしごとがひたすら面倒だったのを覚えている。
さぼってしまった事もある。
そのたびに母には注意されたものだ。
あれから20年以上は経って、自分でお金を稼ぐことの大変さや、共働きで忙しかった両親の事を思う。
子どものうちから玄関掃きと靴並べの習慣をつけさせてくれてありがとう今では立派に毎日やってますとは口が裂けても言えませんお母さんお父さんごめんなさい。
ひとり暮らし。
あるのは自分の分の靴と自分の生活空間だけ。
そのくらい面倒くさがらずにちゃんとしなさいよと言われた気がした…。
今度実家に帰った時は、必ず玄関掃きと靴並べをしようと思った。
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